トイレトレーニングっていつからすればいいんだろう…。と悩んでいませんか?トイレトレーニングで一番悩むのがいつから始めるかだと思います。そこで今回は、トイレトレーニングの時期や、進め方などを詳しく紹介していきます。トイレトレーニングに悩んでいる方必見です。ぜひ参考にしてください。
トイレトレーニングはいつから始めるのがいいの?
トイレトレーニングを始める際に一番悩むのが、トイレトレーニングをいつから始めるかになると思います。トイレトレーニングを間違った時期に始めていってしまうと、子どもがトイレを嫌うようになったりなどでトイレトレーニングがなかなか完了しなくなってしまう場合があります。そのため、トイレトレーニングをいつから始めるかはかなり大切になってきます。そこで、トイレトレーニングをいつから始めるのが良いのかを紹介していきます。
トイレトレーニングができるのは最短で1歳8ヶ月から
トイレトレーニングを最短で始めるとしたら、1歳8ヶ月以降になります。1歳8ヶ月以降になると平均的に、運動能力が発達しはじめ、簡単な問いかけに答えられるようになってきます。そのため、必要最低限のことができるようになる、1歳8ヶ月以降のスタートが最短となるのです。しかしあくまでも平均なので、個人差があります。子どもの様子を見て一人ひとりに合った時期に行いましょう。
トイレトレーニングを始める目安
トイレトレーニングを始める時期として一番多いのが、2歳から2歳6ヶ月になります。しかし、年齢だけで始める時期を決められないかと思います。そこで、トイレトレーニング始める目安として5点具体例があるので確認していきましょう。
- 自分ひとりで歩くことができる
- おまるに正しい姿勢で座れる
- 簡単な問いかけに応答できる
- おしっこの間隔が2時間以上空いている
- 「痛い」「抱っこ」など自分の気持ちが言える
これらに当てはまる子どもはトイレトレーニングを始めても良いでしょう。特に、2と4が当てはまる子はスムーズに始められるでしょう。
トイレトレーニングを始めるおすすめの季節
トイレトレーニングを始めるのにおすすめな季節は、暖かくなる4月頃から9月頃の春から夏にかけてになります。 なぜ春から夏がおすすめかというと、気温が高い時期のため服が薄着になります。薄着の場合トイレでの着脱がしやすく、お漏らしなどで汚れた際も乾きやすいため子どもも親も負担が少なく済みます。しかし、寒い冬や秋の場合、厚着をするため着脱が大変です。そのため、暖かい春から夏がおすすめになります。
幼稚園や保育園はトイレトレーニングをいつから始めるの?
トイレトレーニングは、保育園にもよりますが保育園の先生は毎年多くの子どもをトイレトレーニングさせているため、トイレトレーニングに慣れており、進め方など詳しい先生が多いです。そのため、トイレトレーニングのペースは保育園に合わせるのがおすすめです。
しかし、保育園に任せっきりではトイレトレーニングが終わらないため保育園と連結し、家でも積極的にトイレトレーニングをしましょう。また幼稚園の場合は、入園前にはトイレに行けるようにとお話しされることが多いとは思いますが、幼稚園に相談をし、トイレトレーニングに協力してもらいましょう。他の子どもがトイレでおしっこをしているのを見て刺激になり、トイレに行けるようになる場合もあるので諦めずトイレトレーニングを頑張りましょう。
トイレトレーニングの進め方
トイレトレーニングをいつから始めるかを決めたら、次にトイレトレーニングをどのように進めていくかに悩んでしまうかと思います。トイレトレーニングの進め方として一番大切になってくるのが、子どもに合わせて無理なく進めていくことです。周りの子がトイレトレーニングが終わっていても焦らず、比較せずに子どもと一緒に楽しく行っていきましょう。それでは、トイレトレーニングをどのように進めていくのか詳しく紹介していきます。
トイレトレーニングの進め方①|トイレを認識してもらう
トイレレーニングを始める前にまずは、トイレというものを認知させましょう。食事をしたり、着替えたりなどは親などがやっているのを実際に見て覚えていきますが、トイレをしている様子は実際に見ることはなかなかできません。そのため、トイレというものを知らず、どうやって使うのか、何をするのか全くわからないのです。その状態でトイレトレーニングを進めても何もわからないため、トイレトレーニングが進まないのです。そのためまずは、トイレというものを絵本などを使って教えて、興味を持たせましょう。また、実際にトイレに行くのを見せるのもおすすめです。
トイレトレーニングの進め方②|補助便座またはおまるを準備する
トイレトレーニングで必要なものが、補助便座やおまるになります。子どもにトイレを認知させ、興味を持ち始めたら補助便座やおまるを揃えましょう。子どもと一緒に買いに行くことでさらに興味を持ちこれを使ってトイレがしたい!とモチベーションを上げることができます。補助便座かおまるどっちにしようか迷った場合、子どもらのライフスタイルに合わせて選びましょう。
【補助便座】補助便座は、実際にトイレを使用し、紙で拭いたり流したりなど一連の動きが覚えられます。そのため、2〜3歳の子どもにおすすめです。
【おまる】おまるは、小さい子どもでも足がつき安定するため1歳頃から始める子どもにおすすめです。
トイレトレーニングの進め方③|トイレに座ってみる
トイレトレーニングの進め方3つ目は、絵本などを使ってトイレに興味を持ち始めたら実際にトイレに連れて行くことです。トイレは楽しいという前向きな気持ちにさせるためにトイレは明るく綺麗にしておきましょう。トイレをみせたら「座ってみる?」など興味を沸かせるように便座やおまるに座らせてみるのもおすすめです。また、子どもはなんでも「自分でやりたい!」という気持ちがあるためトイレに一人で座りたいという場合も出てくるかと思います。そのため、トイレの踏み台も大切になってきます。しかし、嫌がる場合は無理にしないほうがいいです。なぜならば、トイレは嫌なところというマイナスなイメージがついてしまうため子どもの様子をしっかりみましょう。
【トイレの踏み台】 トイレに直接つけられる踏み台は、なんでも自分でやりたがる子どもにおすすめです。自分でトイレに座れる!楽しい!という気持ちが湧いてやる気があアップします。
トイレトレーニングの進め方④|トイレに誘ってみる
トイレトレーニングの進め方4つ目は、補助便座やおまるの抵抗がなくなってきたら、実際にトイレでおしっこするように誘ってみることです。特におすすめなのが、就寝前や起床直後、お出かけ前などが良いでしょう。トイレに誘っておしっこやウンチが出たらしっかり褒めてあげましょう。また出た時に教えて上げることで自分でおしっこやウンチが出たと言えるようになります。徐々にトイレに誘う回数を増やし、最終的には3時間おきくらいにトイレで排便させるようにしましょう。
トイレトレーニングの進め方⑤|自分で教えてくれる
トイレトレーニングの進め方5つ目は、トイレの排便に慣れてきたら、トイレに誘うのではなく「おしっこでそう?」など時間を見て聞いてみることです。自分から「おしっこでる」など言えるようになってくるでしょう。万が一おしっこやウンチが出ない場合でも怒らずに次は出るかな?などまた自分から言ってくれるように仕向けましょう。
トイレトレーニングの進め方⑥|出かける時や寝ている間もやってみる
トイレトレーニングの進め方6つ目は、自分からおしっこやウンチを教えてくれるようになり、お漏らしをしなくなってきたら外や寝ている間も挑戦してみることです。出かける時には、持ち物など準備が必要になってきます。パンツやズボンなどお漏らしされても良いように着替えは必ず持っていきましょう。また、定期的に子どもに「トイレ大丈夫?」など問いかけてあげましょう。
夜寝ている間の場合は、おしっこの量を多くためられる膀胱と、抗利尿ホルモンが多く分泌されることが必要になってきます。そのため、昼間のトイレトレーニングが成功したからといって夜も成功するとは言い切れません。夜の場合は、寝る前にトイレに連れて行くことや、寝る前のお水の飲みすぎを防ぎましょう。また、お漏らしされても良いように、おねしょパッドを引くなどもおすすめです。夜のトイレトレーニングは気長に根気強くやりましょう。
トイレトレーニングのポイント
トイレトレーニングの始める時期や、進め方をしっかりやっていてもトイレトレーニングがなかなか進まないと悩んでいる方もいると思います。そこで次に、トイレトレーニングがスムーズに進められるポイントを紹介していきます。簡単にできるポイント一つで一気にトイレトレーニングが進み完了してしまう場合もあるため必見です。始める時期と進め方をしっかり行っていてもトイレトレーニングがうまく進まないと悩んでいる方は、一度試してみてください。
トイレトレーニングのポイント①|トイレを楽しいところにする
トイレトレーニングのポイント1つ目は、子どもがトイレは楽しいところなど、興味を持ってもらえるようにすることです。トイレのカバーマットを変えたり、壁に好きなキャラクターのシールを貼ってみたりなど、子どもが行きたいと思ってくれる場所にしましょう。
トイレトレーニングのポイント②|できたシールを使う
トイレトレーニングのポイント2つ目は、トイレトレーニング中のご褒美になります。子どもはちょっとしたご褒美でやる気が一気に出ます。そのため、おしっこやウンチができたらできたシールを貼ってやる気を出させましょう。トイレトレーニングが楽しく進められるようになるでしょう。
トイレトレーニングのポイント③|叱らない
トイレトレーニングで一番大切な3つ目のポイントが、叱らないことです。お漏らしをされるとついイライラしてしまい叱りそうになりますが、叱ってしまっては子どものやる気を損なってしまいます。失敗するのは当たり前です。温かい気持ちで見守りましょう。
楽しくトイレトレーニングを始めましょう。
トイレトレーニングをいつから始めるかなど紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。トイレトレーニングは子どもと楽しくやるのが一番です。また、トイレトレーニングにはおまるや補助便座、トイレの踏み台が必要になってきます。特にトイレの踏み台は、長く使えてなんでも自分でやりたがる子どもの意思を尊重できるためトイレトレーニングがスムーズに進められるでしょう。失敗してもイライラせず、子どもと一緒に頑張って進めていきましょう。