「トイトレって、何をすればいいの?何がいるの?おしっこ漏らしてばっかりだけど・・・」ママにとって、初めてのトイトレは戸惑うことばかり。トイトレとおしっこには重要な関係性があります。働く忙しいママでも、トイトレとおしっこの因果関係に気が付けば大丈夫。
知識を蓄えしっかりと準備を整えておけば、余裕をもってトイトレに臨むことができます。トイトレの主役はあくまで子ども。サポート役のママは「知っておきたいこと」「準備しておくこと」があります。ここでは、本格的なトイトレを始める前に知っておくべきおしっこの事と、事前にママやパパがやるべきことを紹介いたします。
目次
さあ、始めよう!その前に。トイトレ開始のベストタイミングとは
トイトレは親が「今から始めよう」と勝手に始められるものではありません。まずは、子どもの様子をよく見ましょう。子どもの身体と心に、トレーニングを始める準備が整っていなければ、トイトレは失敗に終わってしまいます。失敗が続くと親も疲れてしまうし、子どももトイレが嫌いになってしまいます。スムーズにトイトレを始めるために、まずはわが子のベストタイミングをよく見きわめてあげましょう。そのために、トイトレを始めるための秘密の条件を3つ教えます。
幼児が助けなしで、一人で歩けること。
一人で歩けるようになったのは、大脳皮質が発達してきた証拠です。大脳皮質が発達すると、おしっこが溜まってきた感覚が分かるようになってきます。この感覚が薄いと、おまるやトイレでおしっこをすることは難しいのです。
言葉が理解できる。おしゃべりが少しできる。
ママが「おしっこ出るかな」「わあ、出たね。すごいね!」と言葉をかけて、子どもが理解できる必要があります。また、自分で「おしっこしたい」とアピールできなければ、なかなかトレーニングがうまく進みません。難しい言葉を理解したり、すらすらとお話ができる必要はありません。簡単なコミュニケーションがとれれば十分です。
おしっこの間隔がある程度空いている。
これをチェックすることは、働くママには少し難しいかもしれません。土日を利用する。あるいは、保育園の先生と協力してチェックしてみましょう。おしっこの時間が、だいたい2時間ほど空いていることが大切です。そのくらい時間が空いていないと、「おしっこが溜まってきた」という感覚が分かりづらいのです。この「溜まっている」感覚が弱いと、トレーニングがうまく進みません。3つの条件の中で、この3が最も重要です。2日間くらいを目安におしっこチェックをしましょう。
この3つの条件がそろうベストタイミングは、子どもによって違います。「もう何歳だから・・・」「お友達はトイトレを始めたから・・・」と、ついついママは気にしてしまいがちですが、トイトレはその子のペースで進めるものです。早い、遅い、と一喜一憂することはありません。「ほかの子と比べない!」を心がけましょう。
子供におしっこを意識するためのトイトレ5つの準備
トイトレを本格的にを始める前に、子どもにおしっこのことを意識させる必要があります。日ごろから心がけて、笑顔でおしっこやトイレのことを話してあげましょう。簡単にできる5つの準備を紹介します。
子どものおしっこサインを知る。
なんとなく足をもじもじしている。手でおむつをさわる。など、おしっこを出すときの決まった仕草はないでしょうか。(サインがない子もいます)もしそのようなサインがあれば、よく見て覚えておきましょう。トイレやおまるに誘うタイミングが分かりやすくなります。
「おしっこ出たね」と声かけをして。
おむつを替えるとき、「おしっこ出たね」「さっぱりして気持ちがいいね」と声をかけてあげましょう。そうすることで、子どもがおしっこを意識するようになります。おしっこが出たら、できるだけ早く替えてあげましょう。濡れたおむつのままだと、おしっこが出た感覚がつかみにくくなります。
ママのトイレをお手本に
子どもの後追いは大変ですが、ママがトイレに行くとき、ぜひトイレでおしっこをする姿を見せてあげましょう。おしっこはトイレでするもの。トイレはおしっこの場所。ということを教えてあげることが大切です。
いつもでおしっこが出来る環境にしてあげる
おまるの場所を決め、置いておきましょう。子どもが興味を持ったら、おむつ替えの時に座らせてあげましょう。スタートする少し前から、「ここはおしっこの場所」と知っておくことが大切です。
絵本を使っておしっこのイメージトレーニング
トイレがテーマの絵本はたくさんあります。大好きなキャラクターが合ったら、そのキャラクターのトイレ絵本を使うのも効果的です。子どもが「自分もやってみる」と前向きにトレーニングに取り組めるようになります。ただし、「こんなふうにがんばろうね」と強く言うのはプレッシャーになるのでやめましょう。楽しくやる、が基本です。
トイトレグッズをそろえよう
トイトレには、いくつかそろえておきたいグッズがあります。直前になってあわてないために、事前に準備しておきましょう。子どもにはどんなタイプが合っているのか。どれが使い勝手がいいのか。子どもが気に入るデザインはどれか、じっくりと選びましょう。お気に入りのグッズがあれば、子供のやる気もアップし、楽しくトレーニングを続けることができます。トイトレのグッズはいくつもありますが、すべてが必要なものではありません。トレーニング方法によっては、使わないものもあります。それぞれのご家庭に合ったものを選びましょう。
幼児用のおまるを準備する
子どもの好きな場所でトレーニングできます。また、寒い冬でも暖房の効いた部屋でできるので安心です。 おすすめのおまるは、トイレでおしっこをするようになったとき、踏み台に変身するおまるです。便座はそのままトイレにはめて、小児用補助便座として使えます。
前面に取っ手がない補助便座を用意する
トイレにお尻がはまってしまわないように、子どもサイズの便座をセットしましょう。最初からトイレでトレーニングしたい、というご家庭は、おまるは使わず、補助便座からトレーニングをするとよいでしょう。
専用のトレーニングパンツを用意する
おしっこを漏らしてしまっても、股部分が分厚く加工してあり、おしっこが流れ出ないようにしてあるパンツです。床をぬらさずにすむので便利です。紙タイプもあります。
幼児用のトイトレ専用踏み台を用意する
子どもにとってトイレは高く、一人では座れないもの。子供のトイトレで失敗するのは、足が床につかずに怖いから失敗するんです。補助便座と一緒にそろえておきましょう。
見通しをもって、子供と楽しくトイトレ!
トイトレは予習と準備がとても大切です。おしっこの関係を知り、始める前に、見通しを持っておけばスムーズにトイトレが始められます。スタートしてからゴールまで、一直線にはいかなくても、あせらずに進めていく事がポイントです。まずは子供がトイレに行ける環境。
たとえば踏み台を用意してあげて、いつでもトイレにいけるようにしてあげます。
この踏み台は月額860円からレンタルでき、どんなトイレにもフィットする優れもの。幼児の発達の為に、トイレの踏み台はオススメです。